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| 葺き替えが完了した茅葺門(2025.11.04撮影) |
| 【第1日目】2025.10.28(火) |
| 本日の入来院の茅葺き門。古い茅を綺麗に剥がし丸裸の門の屋根となりました。それにしても、剥がしてみると沢山の茅の量でした。茅葺きには本当に沢山の茅が必要なのがよくわかります。 |
| 【第2日目】2025.10.29(水) |
| 今日から新しい茅で屋根を葺き替えて行きます。門の大元になる屋根はとても綺麗でしっかりしています。地元の大工さんの腕がいいのが素人の私でも分かります。新しい茅は古い茅より細くてしなやかな気がします。そして茅を1番下から乗せて葺いています。 |
| 【第3日目】2025.10.30(木) |
| 4人の作業員さん達に毎日お昼を手作りして差し上げております。牛丼、カレーライス、豚丼に続いて本日は親子丼。️丼もめちゃ大きいサイズでございます。慌てて作り上げたので見栄えが悪いのですけど、味はよろしいので、完食してくださいました。モリモリ食べていただき頑張って作業してもらってます。明日は雨ということで、葺き替え途中の門に、雨よけのシートを被せて本日の作業は終了いたしました。 |
| 【第4~5日目】2025.11.01(土)~11.02(日) |
| 昨日の朝、鹿児島大の建築科の大学院2年生の女の子がバイクで行って作業を手伝うと聞いて驚きました。またこの日は他の鹿児島大の大学院生も先生と一緒に来るとのことでしたが、午前中は外出していて、昼過ぎに帰宅したらば先生はお帰りになられていましたが、鹿大生たちが門の屋根で元気に作業しておりました。しかも実は、朝からお手伝いに来てた女子は来年から阿蘇茅葺工房さんに就職するのだとか。素晴らしい! そして、日曜日は当然、学生さん達はいなくて2人だけの作業でした。明日の月曜日は阿蘇茅葺工房の若者とバイク少女の鹿大の大学院生が集中して4人の作業だそうだ。13時半から景観アドバイザーに第一工科大学の西嶋先生がいらっしゃいます。 |
| 【第6日目】2025.11.03(月・文化の日) |
| 本日、文化の日。祭日でも茅門の葺き替え作業は続きます。仕上げ段階に入った模様。午後1時半からは景観アドバイザーの講義があって余裕がなかったので、今日は卵焼きを焼いただけで、さつま揚げメインでおむすび。午後は9名参加の入来花水木会主催、景観アドバイザー派遣での講義となり、伝健保存会地区の景観における観光のあり方(勿論茅葺きに関する専門的な貴重なお話も)について有意義なお話をお聞きしました。集合写真(7枚目の縦長の写真)は、茅門作業の4人と一緒に撮影。先生方が帰られた後に門の作業を撮影しましたが、今日はネコと呼ばれる1番上の茅を屋根に乗せていました。こんなに大きなネコは初めて!と阿蘇茅葺工房の社長さんがおっしゃいましたが、我が家の門の写真を見て、同じように作ってくださっています。表のシートも少し外して、道路側からも撮影できました。さぁ、明日の仕上げが楽しみ。 |
| 【第7日目】2025.11.04(火) |
| 今日は午前中外出していて、門の撮影はあまり出来ていませんが、今朝、熊本から茅を積んできたトラックの茅がほんの少し残ってるのを確認し、もう葺き替えは仕上がるのだろう・・・と思っていました。夕方帰宅したら、とても綺麗に仕上がっていたので、父は車から見て感激していました。阿蘇茅葺工房さんには本当にお世話になりました、昔の茅門の写真を参考に、一生懸命仕上げてくださり感謝しております。とにかく、若者がこの茅葺き作業をしている姿に日本伝統文化の明るい未来を感じます。 |
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